世界の戦争映画名作シリーズ DVD-BOX Vol.2

BWDM-1031

世界の戦争映画名作シリーズ DVD-BOX Vol.2

(BWDM-1031)

世界の戦争映画の名作がついに初DVD化!戦闘機、潜水艦、戦車が戦場を駆けめぐる、戦争をテーマに描かれた壮大な人間ドラマ!

▶DISC1【暁の偵察】The dawn patrol(1930)
監督:リチャード・バーセルメス、ダグラス・フェアバンクス・ジュニア
第一次大戦中のフランス西部戦線に駐屯する英国陸軍第59飛行中隊基地。古い劣悪な戦闘機で出征していく若い兵士たちは次々と敵の犠牲になり、戦況は厳しくなる一方だった。ある日、コートニー大尉と親友スコットは司令官ブランド少佐の命令を無視してドイツ軍基地を奇襲爆撃する。九死に一生を得て基地に戻った2人をブランドは勝手な行動だと叱責する。その責任を取り司令官を辞めたブランドは、今度はコートニーに司令官を命ずるのだが。ホークスのトーキー第一作。第一次対戦中はアメリカ空軍のパイロットとして 空軍少尉の経験をもつホークスが自らの航空体験から作り上げたこの作品は、男の友情と自己の運命との戦いをシリアスに昇華させた傑作として一躍その名を映画史に刻み、大ヒット。ハワード・ヒューズが自身の監督作『地獄の天使』との類似性を訴えて製作中止に追い込もうとしたエピソードもある。ジョン・モンク・サンダースがオスカー脚本賞を受賞。’38年にはエドマンド・グールデイングがリメイクした。

▶DISC2【戦闘機失踪】One of our aircraft is missing(1942)
監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー 原作:デヴィッド・リーン 出演:エリック・ポートマン、ヒュー・ウィリアムス
第二次大戦最中、ドイツ爆撃に向かったイギリス空軍のウエリントン爆撃機はシュツットガルトで夜間空爆の最中エンジンに異常をきたす。オランダ上空までなんとか飛び、パラシュートで脱出を試みるが6人の乗組員の内、5人の無事は確認できたたがあと1人が忽然と姿を消していた。そして、彼らが最初に出会った人物が英語を話せる、教師のエルゼ率いる一般のオランダ人たちだった。最初は警戒していたが、彼らの脱出行を助けてくれることになる。変装した一行が向かったのはサッカーの試合場。そこには行方不明の乗組員が選手として出場していた。再会した6人はオランダ人の協力で本国への脱出をを試みるが、幾多の試練が待ち構えていた。パウエル=プレスバーガーのコンビが作り上げた大ヒット戦争映画。『ポセイドン・アドベンチャー』(’72)などの監督としても著名なロナルド・ニームの撮影によるドキュメンタリー・スタイルの臨場感溢れる映像が見事。

▶DISC3【北部への追撃】Northern persuit(1943)
監督:ラオール・ウオルシュ 出演:エロール・フリン、ジュリー・ビショップ
第二次大戦中カナダ北東部のハドソン湾に漂着したUボートから脱走したドイツ軍兵士は北部山岳地帯に逃げ込むが、王立騎馬警官隊のスティーヴ・ワグナーらに捕らえられ収容所に送られる。彼らはナチスの重大な任務を帯びたスパイ・ミッションだった。『潜水艦轟沈す』などと同じテーマをもった戦争スパイアクションで『戦場を駆ける男』(’42)に続いてウオルシュ=フリンのコンビが作り上げた戦争秘話。

▶DISC4【ローレンの反撃】The cross of lorrane(1943)
監督:テイ・ガーネット 出演:ジャン=ピエール・オーモン、ジーン・ケリー、ピーター・ローレ
’40年代のハンス・ヘーブのベストセラー『ローレンの十字』の映画化。第二次大戦勃発と同時にフランス各地から集まった青年たちはフランス軍を結成して、侵攻してきたドイツ軍と果敢に戦ったが、次第に追いつめられていく。ポール、ヴィクターらの一中隊は本部との連絡を寸断され、捕虜になりドイツ奥地の捕虜収容に送られる。そこは過酷な労働と残忍なゲシュタポが支配する隔絶された世界だった。やがてポールたちはあらゆる手段を使って脱走を試みるのだが。自由フランス軍の若者たちがドイツ軍との闘いに立ち上がる実話を描いた戦争レジスタンス。

▶DISC5【炎のロシア戦線】Days of glory (1944)
監督:ジャック・ターナー 出演:グレゴリー・ペック、アラン・リード、タマラ・トマノヴァ
第二次大戦中のロシア東部、レニングラードを部隊に破竹の勢いで侵攻してきたドイツ軍を迎え撃つパルチザンの戦いを描いた戦争アクション。1941年、レニングラード郊外の森に逃げ込んだパルチザンの隊長ウラジミール、バレリーナのニーナらは、押し寄せるドイツ軍戦車部隊を迎え撃つ戦闘準備を進めるのだが。当時の同盟国ソビエトへの支援・戦時国債を 目的に作られた珍しいプロパガンダ映画で、グレゴリー・ペックの映画デビュー作品としても知られる。全編の大半がスタジオ撮影されたが、戦闘シーンの迫力は見応えあり。

▶DISC6【艦隊航空隊】Ships with wings(1941) 
監督:セルゲイ・ノルバンドフ 出演:ジョン・クレメンツ、マイケル・ワイルディング、マイケル・レニー
イギリス海軍の旗艦空母として1930年代後半から活躍した”アーク・ロイヤル”の’40~41年にかけての地中海でのドイツ軍との戦いを描いた海洋戦争映画。撮影当時、実際、地中海で戦闘に参加していた”アーク・ロイヤル”だが(撮影には参加してない)、映画は実際のニュース映像などを巧みに編集して使い見事な効果を上げている。物語は3人の航空パイロットがドイツ軍の秘密計画を突き止め、勝利に導く英雄的な活躍を描いている。

▶DISC7【戦場の誓い】Force of arms(1951)
監督:マイケル・カーティス 出演:ウィリアム・ホールデン、ナンシー・オルソン
1943年のイタリア戦線。小隊のピーターソン曹長は戦火の中5日間の休暇をもらい,戦闘で戦死した戦友の墓を捜すため共同墓地に向かった。ピーターソンはそこでマッケイ少尉に偶然出会った。それは二人にとって運命の出会いであったが、戦争は二人の間に容赦なく立ち塞がってくる。前作『サンセット大通り』(1950)で、40年代の長い低迷を脱したホールデンが、翌年、再びオルソンとコンビを組んだマイケル・カーティスの戦争ドラマ。

▶DISC8【あの高地を取れ】Take the high ground (1953)※カラー作品
監督:リチャード・ブルックス 出演:リチャード・ウィドマーク、カール・マルデン
テキサス州フォート・ブリッジスの歩兵訓練所。入所したばかりの新兵たちは鬼軍曹ライアンの一喝で目が覚める。ライアンは2年前朝鮮戦争で歩兵部隊の先頭に立ち、高地を攻め落とした経験を持ち、今も海外勤務を望んでいる。だが、願いは通らずひたすら16週間で、右も左もわからない若者たちをしごき上げて、一人前の新兵に鍛え上げ戦場に送り込む鬼軍曹に徹していた。しかし、ライアンの容赦しない訓練は、時間の経過とともに新兵たちの反感をかっていく。しかし、一兵士の言葉がこの作品を物語っている。『私は新兵教育の軍曹を何度殺そうと思い詰めたか知れないが、いざ戦場に臨んでみて、彼から訓練されたことを感謝した。あの鬼軍曹も敵ほどタフでなかった』。実際の戦闘シーンは最初の場面だけだが、この作品のもつ独特のユーモアと主演のウイドマークの熱血漢ぶりが深い余韻をもたらす。撮影は陸軍の協力でテキサス州フォート・ブリッスの歩兵トレーニング・キャンプで行われた。名手ジョン・オルトンのキャメラが冴えわたる。

【キャスト】
グレゴリー・ペック
ウィリアム・ホールデン
ナンシー・オルソン
リチャード・ウィドマーク

【スタッフ】
監督:テハワード・ホークス
マイケル・パウエル
ラオール・ウオルシュ
ジャック・ターナー

発売元:株式会社ブロードウェイ
販売元:株式会社ブロードウェイ

11930~1953年アメリカ
英語/日本語字幕
モノクロ・カラー/トールケース8枚組
2014年8月2日発売
価格:¥18,000+税

在庫状態 : 在庫有り
¥19,800(税込)
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