グラウベル・ローシャ傑作シリーズ 狂乱の大地
グラウベル・ローシャ傑作シリーズ 狂乱の大地
☆「灼熱のカオスと静けさの強烈なコントラスト!荒々しくも繊細な映像スタイル!<シネマ・ノーヴォ>の誕生を世界に告げた男—それがグラウベル・ローシャだ」—映画評論家/出口丈人
■ゴダールをして、ベルトリッチ、ストローブ=ユイレ、スコリモフスキと並び“もっとも新しい映画監督の一人”と言わしめた、グラウベル・ローシャ傑作選!
1967年カンヌ映画祭ルイス・ブニュエル賞・国際映画批評家連盟賞
ロカルノ映画祭グランプリ・批評家賞受賞
ハバナ映画祭批評家賞・優秀映画賞受賞
■架空の共和国エル・ドラドを舞台に、抑圧と解放をめぐり揺れ動く人々の様を、現実、観念、象徴、回想・幻想、さらに夢想を交錯させて語る壮大な寓話。
理想に燃えたジャーナリストにして詩人パウロ・マーティンスは、保守政治家ジアズに眼をかけられていたが、地方へ行き出会った活動家のサラと意気投合し、民衆に人気の進歩派議員ヴィエイラを貧困と不正義を変革する新しいリーダーとして知事に押し上げた。しかし選挙に勝つと、ヴィエイラはこれまでのしがらみにとらわれ何一つ変革ができない。失望したパウロは首都に戻ると、国内一の企業家フエンテスに近づくが大統領選への動きの中で裏切られる。パウロは武装闘争に向けて立ちたいと再びヴィエイラと組むのだが…。
[スタッフ]
製作総指揮:セリート・ビアナ
共同制作:ルイス・カルロス・バレート、カルロス・ディエゲス、レイムンド・ヴァンデルレイ、グラウベル・ローシャ
監督・原案・脚本:グラウベル・ローシャ
撮影:ルイス・カルロス・バレート
美術・衣装:パルロ・ジル・ソアレス
編集:エデュアルド・エスコレル
音楽:セルジオ・リカルド、カルロス・ゴメス“O Guarani”、ビラ=ロボス“Bachiansno.3.6”、ジュゼッペ・ヴェルディ『オテッロ』序曲
[キャスト]
パウロ・マーティンス:ジャルデル・フィーリョ
サラ:グラウセ・ローシャ
ポルフィリオ・ジアズ:パウロ・アウトラン
フェリペ・ヴァレイラ:ジョゼ・レウゴイ
フリオ・フエンテス:パウロ・グランシド
発売日:2013年2月2日
BWD-2396/価格:¥3,800+税
モノクロ/16:9LB/音声=ポルトガル語/日本語字幕
約107分
1967年/劇場公開作品