ほんとうにあった怖い話 第二十二夜
ほんとうにあった怖い話 第二十二夜
☆iPhone iPadアプリ1位獲得!!!
封印された恐怖の心霊体験を完全映像化!
すべてが実話! すべてが本物!
身の毛もよだつ戦慄の恐怖映像5エピソード収録!
第一話「4番目の被害者」出演:田中美晴
これは私が生まれてから3番めにつき合った男性との話です。つき合って3ヶ月も経った頃、私は彼に呼出されて頼まれたのです。「自分はひどい夢遊病かもしれない。毎朝部屋がぐちゃぐちゃだ。ビデオカメラで寝ているところを撮って欲しい」と言うのです。早速、彼の寝ているところを撮影したのですが、特に変わったことも起きず朝を迎えたのです。その後、ビデオカメラを再生してみると得体の知れない何者かが彼の代わりに映っていたのでした。しかし、私は彼にこの映像を見せることが出来ないまま別れてしまいました。それから1週間もしないある日のことです、朝起きると今度は私の部屋がぐちゃぐちゃになっている日があったのです…。
第二話「死に至る音律」出演:藤原珠恵
身近に起こる怪奇現象は実は騒音が原因の場合があります。低周波のせいで人々が精神錯乱に陥ったり、違法電波のせいでポルターガイスト現象が起こったりといった実例は多く存在しています。私は騒音を調査する音響技師の仕事をしていましたが、怪奇現象が起こる場合にまれにその調査を依頼されることもあったのです。その夫婦の住むマンションの一室では、数週間前から怪現象が頻繁に見られ、それは電波の可能性が高く、私はその発信源を特定するために派遣されたのです。行ってみると、確かにラップ音が聞こえるなどの怪現象と共に、不可思議な音を測定したのでした。それは正確には、メロディと言った方がいいのかもしれません…。
第三話「描キ人知ラズ」出演:徳丸琴乃
美術学校でデッサンのモデルをしたことがありました。当日、指定の場所に行くと控え室に案内され、衣装に着替えさせられました。私は古い型の紅いワンピースに着替え、いつもは留めている長い髪も全部下ろすように言われました。その日は集まりが悪いらしく、デッサンを描きに来ている生徒は3人ほどしかいませんでした。指示されていたポーズを確認しても、生徒は3人とも決して喋ろうとはしませんでした。私がタイマーをセットすると生徒たちは、何かに取り憑かれたように一心不乱に筆を動かしていました。その間、私はポーズを取りながら部屋全体を見ていると、部屋の片隅に自分と同じ紅いワンピースを着た女性が、じっとこちらを見ているのが見えたのです…。
第四話「森よ死んでいるか」出演:阿久津香
地元の子供が「森」と呼ぶ林の入り口には掲示板がありましたが、集会の案内などはなく貼ってあるのは全て行方不明のペットを探すビラでした。私と姉のさきは、そのビラの上に行方不明になった猫のネロのビラを貼付け、林の中へネロを探しに出かけました。名前を呼びながら探していると、ネロの首輪だけが落ちていました。さきは、この近くには猫をさらっている女の子がいるという噂を口にしました。その女の子は猫をいじめて最後は殺してしまうということでした。怖くなった私は思わず姉の手を握りました。どんどん先を歩いていく姉に、私ははぐれないように必死でついて行ったのですが、何か気配を感じて立ち止まりました。すると、姉は突然その場にしゃがんでしまい絶句するのでした…。
第五話「還ってきた男」出演:立花彩野
当時働いていた家庭用ビデオ機材のレンタル屋では、返却期限を過ぎても機材の返却がない場合、電話を入れるのが私の毎日の業務になっていました。その戸田という男性客は、借りたビデオカメラを延滞して既に一週間が経っていました。私は彼の携帯電話に機材の返却と延滞金の支払いを要求する何度目かの留守電を入れました。その夜、閉店間際に店じまいの準備をしていると、背後に何か嫌な気配を感じました。振り返ってみると、事務所の片隅には戸田に貸したビデオカメラが置かれていました。カメラには映像データーが残されたままでしたが、その機材は延滞料が支払われるまでは貸し出し中扱いにしておくことにしました。そして翌日、初老の女性客が店を訪ねて来たのですが…。
※本作品は、実際の投稿・体験を元に再現ドラマとして再構成されたものです。本編中に登場する人名、地名、その他固有名詞は架空のものであり、実際のものとは関係ありません。
監督・脚本・編集:宝 隼也
製作:張江肇、鈴木ワタル
プロデューサー:宮田生哉、沢田 慶
脚本:高橋知由
撮影:手嶋悠貴
録音:藤口諒太
音楽:西村真吾
ヘアメイク・特殊メイク:征矢杏子
衣装:岩田洋一
効果:落合諒摩
助監督:吉川諒
ラインプロデューサー: 谷中啓太
発売日:2012年2月3日
¥3,800+税/品番:BWD-2188
COLOR/片面一層/65分
16:9/日本語ステレオ/ドルビーデジタル
2012年日本
(C)2012パル企画/NSW