巨匠たちのハリウッド フリッツ・ラング傑作選 恐怖省

BWD-2012

巨匠たちのハリウッド フリッツ・ラング傑作選 恐怖省

(BWD-2012)

☆フリッツ・ラング生誕120周年記念。フリッツ・ラング生誕120周年記念。ゴダール、トリュフォー、そしてヒッチコックが大絶賛!巨匠フリッツ・ラングの米国時代を代表する作品『恐怖省』DVD化!

■エンターテインメントとしても、反ナチ映画としても、内容の濃い緊張感に溢れた傑作であり、この後『死刑執行人もまた死す』『恐怖省』、そして戦後の『外套と短剣』と続くフリッツ・ラングのナチスものの最初の作品。1941年6月(太平洋戦争の半年前)に公開されたこともあり、原作が小説とは思えない切迫した感じに仕上がったこの映画は、それまでのアメリカ映画に出てきたことのない、ナチのリアルなイメージをアメリカの大衆に与え、以降のプロパガンダ映画のあり方に大きな影響を与えた。ラングの手に掛かると、特にゲシュタポの描写や地下鉄構内の追っかけなどの細部が生々しさを帯びる。

■第二次大戦直前。ドイツの山奥にあるナチスの山荘に近づく人影があった。男は英空軍のアラン・ソーンダイク大尉で、山の上からライフルの照準をバルコニーのヒットラーに定めた。だが、弾は込められていない。世界の秘境を股に掛け、天才的ハンターとして鳴らしている大尉にとって、厳重な警備に刺激されてのただのゲームに過ぎなかった。だが、見つけた警備兵には暗殺にしか見えない。大尉は連行、拷問された。ゲシュタポのキーヴ=スミスは、大尉が英国政府の命令で暗殺を試みたものと考え、その旨の自供書を作りサインを迫る。ドイツは、大尉の名を利用し英国への宣戦布告の口実にするのが狙いだったが…。

[CAST]
レイ・ミランド
マージョリー・レイノルズ
カール・エズモンド
ダン・デュリア
ヒラリー・ブルック

[STAFF]
監督:フリッツ・ラング
脚本:セトン・ミラー
撮影:ヘンリー・シャープ

発売日:2010年10月8日
B&W/4:3/音声=英語/日本語字幕
1944年アメリカ映画
※マスターテープの都合上、字幕OFFでご覧いただけません。ご了承ください。

在庫状態 : 在庫有り
¥3,080(税込)
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