世界の推理小説傑作映画　マルタの鷹

ミステリーの女王アガサ・クリスティをはじめ、史上最高の推理小説家ダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラー、ジョルジュ・シムノン他、怪奇文学の巨匠エドガー・アラン・ポー等の原作を元に、一流のスタッフ＆キャストが結集映画化した世界の推理小説・映画傑作厳選作品！！

ハードボイルド小説の古典『マルタの鷹』は3度映画化されているが、これは2度目の映画化作品（ハンフリー・ボガート主演作は３度目の映画化）。リメイク作品ということで製作会社のワーナーは、1931年作の『マルタの鷹』とは異なる内容の作品にしようと試み、前作の脚本家でもあるブラウン・ホームズに新たな脚本を依頼した。完成した脚本は『悪魔が淑女に出逢った』というタイトルから変えられ、原作では争奪戦になるマルタの鷹は羊の角笛に、主人公の私立探偵サム・スペードの名前はテッド・シェーンになっている。テッドに仕事を依頼する謎の女ヴァレリーにはベティ・デイヴィスを起用する。前年『青春の講義』でオスカー女優賞に輝いたデイビィスは、脚本が気に入らず撮影はスタートから遅れる。完成した映画はディターレのスタイリッシュな演出で前作とは一味違う作品に仕上がっている。

【スタッフ】
原作：ダシール・ハメット（『マルタの鷹』）
監督：ウィリアム・ディターレ

【キャスト】
ベティ・デイヴィス
ワーレン・ウィリアム
アリソン・スキップワース

【コピーライト】
発売元：株式会社ブロードウェイ　販売元：株式会社ブロードウェイ

1936年アメリカ／英語／字幕：日本語／トールケース1枚組／収録時間：約74分
2016年8月3日／価格：￥2,800＋税